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警察小説

というジャンルが好きだ。


新宿鮫や人間の証明、犯人に告ぐ など。ストーリーもそうだけど、刑事のキャラクターが好きだ。人間臭いとこや、迷い・悩みながら向き合うところが。



横山秀夫の警察ものもそのなかのひとつ。まだ全作読んでいないがひとつづつ、ゆっくり楽しみたい。



今回読んだのは
「震度0」



キャリア、ノンキャリア。上下関係、天下り。家族たちの思い。いろんなものをからませながら話は進んでいく。



登場するそれぞれが己の保身ばかり考えるあまりに滑稽なほど必死なのが哀しくさえあった。



長編だけど飽きずに読めた。



ちょっと消化不良なのは、警官の妻たちの描きかた。彼女らが独身の頃、婦警だった時代の後輩に関する恋の噂についての秘密の守り方が、どうだろう、そこまでタブーにする話題だろうか、と思った。ただ、「倉木のちょっかい」だと知っていたなら話は別だが。


読む方の感じかたひとつの話だがこれに限らず、女性の描きかたで、個人的にしっくりくるのがあまりない。まあ、これらは男性が主役の作品だから、いたしかたないかな。





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Posted by ハロハロハロ at 2009年08月19日   23:33
Comments( 0 ) 読書
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